最終更新日:2010/02/09

FXの最低取引単位は

FX取引には、各取引業者ごとに「最低取引単位」というものが定められています。
最低取引単位とは、1度のFX取引において、最低これだけの数量の注文をしなければ取引ができないという最低ラインを指しています。
FXの先生
つまり、FX取引はそれぞれの都合でどれだけの数量からでも取引ができるわけではないということですね。
FXの最低取引単位はどのくらいに設定されているのかというと、これは各取引業者ごとに設定ラインが異なり、一律ではありません。

しかし全ての業者がバラバラではなく、ある程度の基準ラインはあります。
基準はどの程度になっているかということですが、以前は大半のFX業者が1万通貨単位を最低取引単位としていました。

1万通貨単位であれば、外貨の購入を1万単位でしなければいけないということですから、米ドルであれば1万ドル分、ユーロなら1万ユーロが最低限の購入ラインということになります。

取引単位が大きくなれば、レバレッジをきかせたとしても、それだけ多くの資金を使って運用することになり、当然リスクのレベルも高くなります。
そうなると、FX初心者にはなかなか手が出しにくいものとなってしまいますね。

そうしたことを踏まえ、各取引業者の間では、近年最低取引単位を引き下げ、より多くの人がFXを始められるようにという配慮がされるようになってきています。
最近では、1,000通貨単位で取引可能な業者も増え、中には100通貨単位という低い最低取引単位のFX業者も登場しています。

FXをはじめるのにいくら必要?

FXをはじめるには資金が必要です。
投資経験がない方は「はじめにたくさんの自己資金が必要なんじゃ……」というイメージがあるでしょうが、決してそんなことはありません。

特にFXは、他の投資法よりも少ない自己資金で始められるのが特徴のひとつでもあるのです。
FXは、はじめることだけを考えれば1万円からでも可能です。
FXに成功した男性
最近になって各取引業者が最低取引単位の引き下げをするケースが多くなり、より身近な投資法となっています。
つまり、FXはお小遣い程度からでも始められるということですね。

ただし、始めてからの運用のことまで考えるのであれば、やはりスタートの自己資金はもう少し用意しておいた方が良いということはいえます。
なぜなら、FXには「ロスカット」があるからです。

ロスカットとは、投資家が大きなリスクを負わないよう設けられている制度です。
取引を始める時に取引口座に預け入れる資金(証拠金)が所定の率を割り込んだ場合に、業者によっては強制的に決済処理がされてしまいます。

先述したように1万円でFXを始めた場合で考えてみましょう。
1ドル=100円の時に100倍のレバレッジをかけ、1万ドル(100万円)分のFX取引をした場合、相場が下がり100円が99円50銭になったらどうでしょう。
99.5×10,000=995,000となり、5千円のマイナスです。

預け入れた証拠金は1万円ですから、残りは5千円で証拠金率が50%になり、ロスカットが発動されるラインに達して取引を終了されてしまうのです。

1万円では、50銭相場が動いただけでロスカットのラインに達してしまい、残る5千円ではその後どうすることもできませんが、もしも10万円あれば5万円マイナスになるまでは大丈夫ですし、リスク回避のための手段も色々と考えることができます。

FX初心者であまり最初から大きなレバレッジをかけた取引をするのはハイリスクですので、余裕を持って運用することを考えれば、20万円程度あれば安心といえるでしょう。